鈍行帰省旅DAY2(京都観光)
こんにちは!
鈍行帰省旅DAY1の続きです。
熊本→京都の鈍行旅を終え、疲労困憊で迎えた2日目。高校の友達(M)と一緒に京都を観光しました。
前日、M宅に着いてから回るルート決めましたが、結果的に良さげな旅になりました。
それでは、レポート開始!
京都には沢山大学があります。最初は立命館大学に行きました。次に行く龍安寺にも近いということで、龍安寺に行く前に立ち寄りました。
京都駅から少し離れていて広々としたキャンパスでした。道幅も広く開放的でしたね。
ベンチやテーブルなど、外でご飯を食べるスペースも沢山あり、とても良い空間でした。
続いて行ったのが龍安寺。
朝の9:30くらいに行ったので人は少なく、静かでした。
門をくぐって少し進むと大きなはすの池(鏡容池)がありました。(この写真は反対側から撮ったもの)
このはすの池をぐるっと回って行くと有名な石庭のある「方丈(本堂)」に着きます。
靴を脱いで
はい、枯山水の石庭です。
本堂の入り口の手前に「石庭(The Rock Garden)」と書いてありロックバンドかと思いましたね。うん。
75坪の庭に15個の石が配置されており、西側の塀は手前から奥に向かって低くなるように設計されていて、視覚的な奥行きが作り出されて……まじ?(今調べた)
うーん、わからん
次行った時見てみよう。
この石庭は禅の精神に基づいており、石と砂利のみで山水を表現しています。
またさっきも少し述べましたが、遠近法や黄金比など西欧の手法も使われているようです。かなり凝ってますね(素人の感想)。
さて、再びはすの池をぐるりとまわり、龍安寺を出ました。次にバスに乗って向かったのは、銀閣です。
バスを降りるとなんだか変わった道が
哲学の道です。
西田幾多郎などの哲学者が思想にふけりながらこの道を歩いたことからこと名前がついたそうです。
自分は特に何も考えず歩きました(おい)。
教科書に載ってる写真とは別角度ですね。
順路に沿って進むと右にはこのようなものが、
左には「東求堂」が。
東求堂は、南に仏間、東北に義政の書斎である同人斎があります。こちらも書院造ですね。
書院造はいわゆる和室で床の間や違い棚、付書院などがあるそうです(資料集ガン見)
銀閣も東求堂も中は扉は閉まっており中は見えませんでした。見れる時あるんですかね。
順路に沿って庭園をぐるっと回ると元の場所に戻ってきて教科書の写真と同じ具合に写真が撮れるスポットに来ました。
ここは人がたまってましたね。
全体的に落ち着いていて、わびさびの文化が伝わりました。美術的要素も多く組み込まれていて、見てて飽きません。
秋に来たら葉の色が変わりもっと違った景色が楽しめるかもしれませんね。
銀閣寺、とても良いです。
その後お昼なったので近くの蕎麦屋に入りました。よほど客が来なくて暇だったのか、店に入った途端に「うおおっやべ客きた」みたいな感じであわてて対応してました。売れてんのか?
ざる蕎麦、うまかったけど写真はありません。
お昼も食べたところで、次は近くにある京都大学に歩いて行きました。
キャンパスがとにかくでかい。
この正門に行くまでにかなり歩きました。広すぎなんだよ。
周りには学生が食事したり買い物したりするところが沢山あって、バスもあって、とても、良かった…………受験生のみんな京大行こうな
文化物があちらこちらとある京都にこんだけデカイ大学があって、最高か?
近くにはこんなのが
山中教授のiPS細胞のやつかな?
自分がもっと頭良かったら…なんてアホみたいなことを考えながら次に向かいます。
亀の背中を調子よく飛び越えて
糺の森です。
もう少し進んでみます。
のぼりが立ってますね。
お目当ては「下鴨納涼古本まつり」です。
…味がある字ですね………
下鴨神社で開催されていて、丁度その初日でした。ラッキー。
これは森見登美彦さんの小説「夜は短し歩けよ乙女」でも登場する古本市で、多くの書店が白いテントをはって膨大な量の古本が売られています。
そうです。古本を買いに来たわけではありません。ただの聖地巡礼です。
かなり奥までテントが並んでいて、設置だけでも大変だったろうなと思いました。
売られてる本を見てみると、ブック○フで売ってるようか古本ではなく、年季が入ってボロボロのガチの古本でした。これは寺○心くんもびっくり。
漫画とかもありました。ありましたけど手塚治虫とかでしたね。もはや史料でしょ。
ちびっ子が楽しめる場所では無いなと思っていたら、絵本コーナーもありました。
本棚を見てみます。
なっっっっっっつ!!!
小学生の時読んだわ。くそ読んだわ。図書館で借りたわ。朝読書で読んだわ。いや朝読書とか懐かしいな。
他にも、文字通り、THE 絵本みたいなのもたくさんありました。
絵本て以外と高いですよね。自分の家に置いときたいって人はここきて買うといいと思います。
また他のガチ古本は、学者とか研究者とかが史料として買いに来るんですかね。興味のある人は日にち調べて行ってみてはどうでしょうか。
古本市の神様に「なむなむ!」とお祈りして神社を出ます。
京都の夏は悪魔的に暑いのでリュックの中に飲み干して空のペットボトルがどんどん溜まっていきます。
暑い暑いと言いながら次に訪れたのは、京都と言ったらここでしょ「清水寺」
とっても人が多い。
清水の舞台ですが、工事中で狭く、狭いのに人が我よ我よと写真を撮りにくるので、ちょろっと見て次に行きました。
なんも見えない。
せっかくなので音羽の滝に並びました。
3つ滝がありますが、左手前から「学業成就」「恋愛成就」「延命長寿」らしいです。
自分は学業成就の水を飲んだので、後期の試験は完璧ですね。死角がない。天才。神(寺だけど)。
水を飲んで夜神月にも劣らない頭脳を手に入れたところで、最後に訪れたのは「伏見稲荷大社」。
見所といえばやはり千本鳥居ですよね。
どれくらい長く続いてるんだろうなー(地獄の始まり)
最初は長く長く続く鳥居のトンネルで浴衣の人や外国人が写真を撮ったりしてました。
てくてく
てくてく
てくてく…
……長くね?
それもそのはず、この鳥居、山全体に置かれていて山の頂上まで置かれているというから驚きです。
せっかくきたので山頂を目指します。
大学に入って運動サークルに入らなかった2人には十分過ぎる運動です。
最初は「この鳥居最近建てられてるんや〜」「これ大正じゃん」「こっちは明治!」とか言ってたのに、もう息は切れ、汗ダラダラ。途中のベンチで休憩を挟みつつ山頂を目指しました。
てくてく
てくてく
てくてく…
てくてく……!
着きました。
特にみるものがなかったのですぐ下山。
山の山頂まで登る「元気の子」は少ないので写真を撮るなら山頂付近がいいと思います。
どうでもいいけど、Mは天気の子三回観たそうです。
てことで1枚
これぞ、「夏特訓」でしたね……
まさか一山登るとは思わなかったので稲荷大社の後は、京都駅に戻って夜ご飯。
京都ですが、福島の喜多方ラーメンを食べました(美味しそうだったので)。幸楽苑のラーメンと似てましたね。何か関係があるんでしょうか。幸楽苑は熊本になく、幸楽苑に飢えていたので最高でしたね。そして、なんといっても味付きチャーシューをご飯の上に乗せた「焼き豚丼」がアホみたいにおいしくて、口に入れる度に「うめぇ……」って言ってました。肉がとても柔らかかったので、前日朝から晩までガムを噛んでて顎が筋肉痛になってた自分でも容易に食べることができました。福島ラーメン旅、ありだな。
と、こんな感じで、鈍行帰省旅DAY2の京都観光が終わりました。かなり充実した1日になりました。中学3年生の時にも京都に来ましたが、その時まわれなかった所にも行けて大満足です。ただ、まじで暑いので季節を考えるとなお良かったと思いました。
前日に日本史読んでの京都でした(中学でやったとこしか頭に入らなかったけど)が、やはり勉強してからの方が歴史的背景もわかるので、日本史が重要というか、知識は大事だと改めて思いました。勉強大事。勉強して京大行こうな。
今回はこの辺で
続きはDAY3で!
ここまで読んでくださりありがとうございました!