数え方
こんにちは!
1ヶ月ほど前の授業でこんなことが起きました。
生徒が全員出席しているか確認するために、先生が教室内の人数を数えるというあるあるの場面です。
先生「いち、にー、ふん、ふん、ふんーーーーーーーー……おっけい」
教室には20数人の生徒がバラバラに座っていました。
しかしこの先生、数えるのが速すぎる。
あまりの速さに自分たち生徒はザワつき始めました。
「え?もう数えたの?」「数えるの速すぎない」「本当に数えたのか??」「鹿角聖良?」
「鹿角聖良はSaint Snowだろうがw」「へへ!いっけねー!」「あはははは…」
多分こんな感じでした(嘘)
ザワついたことに先生が反応して、今回の数え方について説明してくれました。
先生は「3ずつ」数えてました。
3、6、9、12……
まぁ頭の中では3の塊がいくつあるか数えて最後に3倍してるんだと思いますが。
普通の人は「にーしーろーやーとーにーしーろーやーとー…」と2ずつ数えるわけですが、それの1.5倍速で数えることができます。混乱せずに。
その理論だと4ずつの方が速いのでは?と思うかもしれませんが、4だと4の塊を作るのが大変なのと余りが1、2、3の3種類出てきてしまいます(0を入れるなら4種類)。混乱してしまうわけですね。
この3ずつ数える方法は、数える対象がバラバラに分布している時に有効だと思います。
2ずつ数える方がいい時と3ずつ数えた方がいい時、その他についてまとめます。
まず、2ずつ数える時
「青丸と赤丸、全部でいくつあるか」
この時は二四六ハ十で数えるか行数を数えて2倍すればいいですね。
「三角形はいくつあるか」
これは隣り合う2つの三角形を1セットとして、二四六ハ十と数えれば良さそうです。
このように2ずつ数えるのはある程度規則性がある時(偶数)に活躍しそうです。
次に3ずつ数える時
「紫色の四角形はいくつあるか」
もし2ずつ数えると
まぁこんな具合になるわけですが、3ずつ数えると
わりとスッキリとブロックが作れますね。そして速い。
3ブロックが6つと余り1
6×3+1=19
4ずつ数えた天邪鬼さんは素早くかぞえられましたか???
3ずつ数える時の手は恐竜スタイルです。
(恐竜の前足の爪は二本では…というのは今はやめてね🦖)
もちろんですが3ずつのブロックで数えやすい時は3ずつ数えるし、4ずつのブロック、5ずつのブロック、n(n∈N)ずつのブロックで数えやすい時は4、5、nずつ数えます。
その他
まぁよく使うのは「縦×横」ですよね。
「ピンク色の円はいくつか」
6×5-1=29ですね。
後は等差数列
「1から10まで足した自然数の和」
自然数で1から数える時はこの公式が使えますね
S=n(n+1)/2
式を見てみればわかりますがnとn+1の必ずどちらかは偶数で2で割れるので、そんなに複雑ではありません。
今回ならn=10でn+1=11なので、10÷2で5。
5×11で55と日常でも使えるレベルです。みんなも使いましょう。
とまぁ数え方を紹介したわけですが3ずつ数えるやり方は今の生活でとても役立っています。
規則性の無いものを数える場面に出会ったらこの数え方を思い出して実践してみてはどうでしょうか。
ここまで読んでくださりありがとうございました!